◆スポーツ医科学◆

第1回
(会報誌 第16号より)

サッカーを愛する皆様、こんにちは。今号から、私たちNPO法人清水サッカー協会スポーツ医学学委員会のコーナーが開設されました。

 スポーツは体に良いはずですが、無理をしたり、きちんとした知識を持たずに行うと、怪我をしたり長い間に関節や腰に障害が起きることがあります。また、競技スポーツでは、相手に怪我をさせられることもあります。(これを防いでくれるのがルールであり審判ですから、競技者はいつも「審判が自分たちを守ってくれているんだ」と感謝の気持ちを持ってプレーしてもらいたいものです)

 不幸にも怪我をしてしまったときは、正しい処置をしなければ後遺症が残ってしまうことがあります。皆様ご存知かと思いますが、RICE(ライス)が治療の第一歩です。RはRest(安静)、IはIce(氷で冷やす)、CはCompression(包帯やテープで圧迫する)、EはElevation(怪我の部位を高い位置に挙げておく)の意味です。必ず実行して欲しいことなので、サッカー協会では少年少女指導者講習会、コーチ資格取得のための講習会などで必ず取り上げています。ところで、スポーツ医学を学びたい方のためには、市で行っているスポーツ指導者養成大学もあります。毎年行われるので、スポーツ振興課にお問い合わせください。

 RICE以外にも皆様に知っておいていただきたいことがいろいろありますので、このコーナーを勉強の一助にしてください。これから、毎号、委員会の、メンバーの先生方に執筆してもらうことになりましたので、ご紹介いたします。

6月・・・・司馬立先生(整形外科・葵区栄町、司馬医院)
8月・・・・村上泰秀先生(泌尿器科・清水区入江岡町、村上クリニック)
10月・・・・三神美久先生(内科・駿河区西大谷、三神委員)
12月・・・・林克章先生(整形外科・桜ヶ丘総合病院)
2月・・・・司馬成先生(歯科・駿河区有東、司馬歯科医院)
4月・・・・荒瀬整考先生(歯科・清水区天神、恵愛歯科医院)
6月・・・・古旗照美先生(管理栄養士)

 テーマは決まっていませんが、各先生方はサッカーに深く関わっていらっしゃるので興味深い内容になると思います。ご期待ください。

スポーツ医科学委員長 松永元良

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