平成20年度 中期事業計画
[第11版]平成20年5月2日
 1.主旨と目的
 政令市となり、静岡市サッカー協会が誕生して4年目となった。平成20・21年度は、清水サッカー協会が、静岡市協会の業務を行うことになり、各種大会や強化の方法等、静岡・清水の両協会のよい所を再確認しながら、静岡市サッカー協会の組織を構築していきたいと思います。また、草サッカー大会も静岡協会に7グラウンド8団体に運営をしてもらうことになりました。今後も増やしていき、両協会の協力関係をこれからも進めていく時代になってきました。
 このような状況のなか、清水サッカー協会として、今までの中期事業計画を踏襲し、各種別や委員会での課題を再度確認し、大会運営や選手の育成を図るとともに、人口減による新しい組織作りの総合型スポーツクラブづくりを推進していきたい。

 2.現状の問題点
(1)小学生年代における、サッカー選手の激減と、保護者の負担過多、指導者の育成
(3)中学生年代における、指導者不足
(4)中学卒業時における、サッカー人口の半減
(5)高校生年代における、ゲーム出場機会の狭隘化
(6)小中高校生年代における、一貫指導体制の未整備
(7) 静岡市サッカー協会との連携が薄い

 3.活動理念
  「子どもたちの為に! 次世代の為に!」

 4.目指す姿
(1)地域スポーツクラブ創設による「地域スポーツ文化」の育成と「人づくり」「健康づくり」「まちづくり」
  1. 生涯スポーツとして誰もがサッカーやスポーツを楽しめる健康づくりの場
  2. 地域社会全体で小中高校生年代の育成を担う社会教育としての健全育成の場
  3. 地域コミュニティとしての地域交流の場、世界との交流の場
(2)「強い清水」・「ワールドクラス選手輩出の清水」
  1. 多くの清水出身選手が、海外ビッグクラブ、Jリーグ等で活躍する姿
  2. 各年代の日本代表に、多くの清水出身選手が選出される姿
  3. 各年代の全国大会に、多くの清水地域内チームが優勝する姿
(3)静岡市民全員が応援する「静岡・清水のサッカー」

 5.実現に向けての方策
  1. 静岡市サッカー協会との連携
    ①清水・静岡の両協会に対してどのような支援ができるかを検討

  2. 良いグラウンドでサッカーを!
    ○グラウンドの人工芝化
     ①J-STEPに人工芝:1面 ②富士川河川敷G:10面 ③蛇塚北G:1面
     ④長崎新田G:1面 ⑤清水商業高校G:1面 ⑥小中学校グラウンド

  3. 地域における、社会人(シニア含む)を運営母体(事務局)とした地域スポーツクラブの創設
    ①中学・高校生が地域で定期的に活動できる受け皿づくり
    ②市民大会へ全種別が参加できるようにする
    ③少年から育成会までの代表者が集まり、活動内容の現状認識と対策について会合を持つ
    ④少年から育成会まで地域としてのクラブ名の統一 清水地区 プエルトFC
    ⑤指導者・事務局等の人材の発掘クラブ運営への参画
    ⑥財源の確保
    →地域スポーツクラブ委員会の設置による問題点の整理と実現に向けての活動

  4. 強化委員会を軸をした組織的な、選手の強化体制、指導者育成体制の構築
    ①小中高校生年代における一貫指導指針の普及と、スペシャルトレーニングによる指導者の共通理解
    ②清水Coachers Academy(S.C.A.)の開催
    ③小学生年代のトレセンの充実(有望選手の発掘・指導者の育成)
    ④中学生年代における、指導者不足への対応・外部指導者の育成
    ⑤海外遠征事業(スペイン等)または国内強化遠征

  5. 市民参加の健康づくり事業の促進と、普及活動の充実
    ①清水Sports-Life Net.しずおか事業の開催(市民フットサルリーグ、早朝フットサル、 市民サッカー教室、チャイルドサッカースクール)
    ②普及事業の開催(市民大会、ハンディキャップサッカー教室)
    ③講習会:スポーツ医科学講習会、スポーツ栄養学講座、トレーナー講座、フィジカルトレーニング講座
    ④交流事業:上越(2・3・4種)、韓国城南市(2・3種)*室蘭交流

  6. 協会ホームページの効果的運営と広報活動の充実
    ①インターネット、ホームページによる会員への情報サービス(事業案内、大会結果速報、チーム選手紹介等)
    ②ホームページ運営による、全国、世界との情報交換と、PR

  7. 事務局体制、協会組織運営体制の強化
    ①安定財源の確保・・・会員、協賛者の増加
    ②各種規程、細則の充実

  8. 指定管理者検討会の実施
    ①指定管理者(長崎新田G)について詳しく検討していく。


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