平成22年度 事業報告 |
総 括 |
平成22年度も多くの事業が各種別・委員会の多くの協力の中、計画通り滞りなく実施さsれ、無事運営することができた。唯一残念だったことは、3月11日に東日本大震災が発生し、多くのチームが参加できない状況となり、家康公杯スーパーシニアサッカー大会・全国高校サッカー親善試合が中止になったことです。被災されました多くの皆様に心からお悔やみを申し上げますと共に、被災された皆様に対しお見舞い申し上げます。 さて、我が清水エスパルスは、リーグ戦前半よりトップを走り、優勝への期待も高まったが残念ながら昨年同様、後半に勝ち点を取ることができずJリーグ6位と失速した。ナビスコは3位、天皇杯は決勝で鹿島と対戦し、1-2で惜敗した。どの大会も優勝できなく大変残念であった。来年度の奮起を期待したい。また、チャレンジリーグの清水第八プレアデスも毎試合善戦をしたが、リーグで最下位、入替え戦で惜敗した。早期にチャレンジリーグ復帰を期待したい。 平成22年度の各種別の主な成績と課題となっていることをまとめた。 1種では、静岡市役所が県予選を優勝し、全国自治体職員サッカー選手権大会に出場した。社会人リーグ、OBリーグとも充実した大会ができた。中でも各大会初優勝を飾ったチームが多く、OBリーグでは堀池エンジニアリング、市民大会では駒越地区、杉山杯ではSHIMIZU Wantedが優勝した。チーム数の減少が昨年同様大きな課題である。2種では、県・東海高校総体・高校選手権予選とも準優勝に終わり、全国大会出場を逃した清水商業が東海総体では連覇した。東海プリンスリーグではエスパルスは来季全国リーグに参戦、清水商業は1部残留、清水東が同2部に昇格した。現在、全国的にクラブチームが台頭している中、公立高校の頑張りを称えると共に、高校チームが減少の中、草サッカーや各大会に審判協力等、清水の底辺を支える活動に感謝したい。3種では、清水エスパルスが初優勝を飾った日本クラブユースサッカー選手権大会で全国優勝、東海リーグも優勝し、高円宮杯全国大会に出場、県1年生大会クラブの部で優勝し、ウィナーズカップで優勝する等活躍した。翔洋高中等部が県・東海大会とも2位となり、全国大会に出場。県1年生大会でも中体連の部で優勝した。市民大会では例年に比べ、エントリーしない地域が多かった。運営スタッフ不足が課題である。4種では、全日少県大会で高部JFCが優勝し、全国大会に出場。東海たっけんカップで清水トレセンが優勝等活躍した。小学生リーグでは、富士川緑地公園スポーツ広場を有効に使用した。少子化で少年団の中で不参加となる学年が年々増加傾向が課題である。今後も同スポーツ広場の清掃活動や備品整備、芝生の養生等大切に使用したい。女子では、清水FCママが全国レディースカップ全国大会に出場。駒越CHACHAがママトーナメント、袖師レッドイレブンがフラミンゴリーグを制した。U-12L・15Lの選手の減少傾向が課題であり、少女~トップ選手までの強化と育成・普及について検討の必要がある。シニアでは、清水ロイヤルリーグ(O-70)も軌道に乗り、市内リーグ、市民大会、近隣四県との交流が行われた。マリン20周年、スーパーシニア10周年、ロイヤル3周年をそれぞれ迎え、今後のシニアサッカーの発展を願って、記念祝賀会を盛大に開催した。清水スーパーシニア大会は、残念ながら中止し、募金活動を行った。シニア会員の増加による各リーグの組織、運営の見直し、次世代の育成、地域でスポーツを楽しむための支援と環境づくり等の課題がある。育成会では、小学A:岡A、小学B:駒越、中学A:袖師中A、中学B:飯田中が優勝、今後、1種委員会と調整を図って育成会リーグの解体について検討を図っていく。地域クラブづくりでは、市民大会で少年~シニアまでのカテゴリーで競い合い、各試合熱戦を繰り広げ、他種別を応援しあい大変盛り上がった。 以上のような各種別で出された現状と課題について検討し、平成23年度も前向きに前進していきたい。また、サッカー活動に伴う危険事象(落雷・地震・津波等)時の活動に関する本協会の対応についても早急に作成し、安全にサッカー活動ができる環境づくりを行っていきたい。 |
NPO法人清水サッカー協会 理事長 西村 勉 |
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