2021年度も新型コロナウイルス感染拡大のため、多くの事業が中止となり、サッカーを行うには大変厳しい状況であった。各種別・委員会で大会の延期や大会規模縮小をする等、工夫を凝らして安全にサッカーができる環境を作りました。残念ながら、草サッカー大会は2年連続での中止となり、海外との交流・他府県のサッカー仲間との再会やサッカーで技を磨き合うことができなかったことは大変残念であった。
そんな中、新型コロナウイルス感染対策として、中東部支部と協力し、「健康チェックシート」や「感染対策フローチャート」等をホームページに掲載する等、安心してサッカーができるよう緊急時の意思統一を図った。
以下、重点施策を中心に報告する。
1.各種大会での顕著な実績
全国大会に出場したチームは男子では、清水エスパルスU-12清水が全日本U-12サッカー選手権大会に出場。清水エスパルスユースが日本クラブユースサッカー選手権大会(U-18)に出場した。女子では、清水FC女子がJFA第25回全日本U-18女サッカー選手権大会およびXF CUP全日本クラブユース女子サッカー(U-18)大会に出場した。
2.静岡市への要望事業
小中学校のナイター照明LED化への移行は、市内全域で体育館やグラウンド等で、かなりの照明設備が使用されており、すぐには対応できないが、今後の予算化を含め、検討していく旨の回答があった。
また、富士川河川敷G整備については、今後もスポーツ振興課と協議しながら改善への方策を検討する。
新スタジアム建設については、引き続き要望をしていく。
3.普及活動
登録人数増加を図るために予定していたキッズサッカーフェスティバルおよびガールズサッカーパーティは、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、実施することができなかった。また、4種サッカーマップおよびポスターを作成し、各幼稚園・小学校・チームへ配布し、入会案内を促進することができた。
4.SDGsの促進
理事会において、SDGs講習会を実施し、理事の皆さんに理解を図った。今後、様々な場面・種別で普及することができるように中東部支部と協力し、「SDGsのぼり旗」を作成した。
5.国際交流の中止
3種トレセン(中学3年:8月)および清水FCJY(中学2年:3月)の台湾遠征が中止。草サッカー大会も中止となった為、大変残念ではあったが、海外チームとの交流はできなかった。
最後に多くの方々のご尽力・ご労苦に感謝し、1日でも早く新型コロナウイルスの感染が収束し、気持ちよく多くの仲間とサッカーができることを願って事業報告とする。