静岡県サッカー協会では「サッカーを通じ、県民の心身の健全な発達と静岡県のスポーツの振興に貢献し、豊かなスポーツ文化を醸成する」の理念のもと、昨年度実施された「静岡サッカーのあゆみ百年祭」を契機にPRIDE SHIZUOKA 「SHIZUOKA SPIRITS&SHIZUOKA WAY」を打ち出し、「競技力」「求心力」「ブランド力」の継承・発展を図るため、「静岡FAの強み・弱み・持続・改善・目標・実現」をキーワードに事業展開を図ろうとしています。
現在、新型コロナウィルス感染拡大により、私たちサッカーファミリーも事業活動の延期・中止を余儀なくされています。サッカーのない日々は、サッカーというスポーツが、いかに多くの幸せを与えてくれているのかを、改めて私たちに実感させています。
今後も予断は許されませんが、皆でコロナウィルスの影響を乗り越え、本来の目標であるサッカーの「普及」「強化・育成」に向けて、力を合わせ、努力を続けていこうではありませんか。
以下、本年度の事業推進の基本的考え方と重点施策を提案します。
1. 基本的考え方
①県協会、他支部協会、種別委員会等との連携及び支部内の各種別・委員会及びJリーグ清水エスパルス等との相互協力のもと、中東部支部全体として積極的な事業展開を図る
②清水協会事業との円滑な事業展開を図る
③サッカーに親しむ子供を増やし、次代を担う選手・指導者の育成に注力し、併せて保護者をはじめとした関係者の理解・協力体制の構築を図る
④障害の有無と種別を超えたユニバーサルスポーツとしてのサッカーの定着を目指す
⑤安心・安全、持続的成長につなげる環境づくりに取り組む
⑥収入増・経費削減等、より効率的・効果的な事業運営を目指す
2. 重点施策
①県協会支部としての積極的活動
・支部主管事業の積極的取組
・県協会の「SDGs」活動への参画
②安心・安全な環境の構築
・新型コロナウィルス対応の徹底
・地震・津波対策の推進、ゴール等安全対策の徹底
・AED設置の推進
・熱中症対策の推進
③競技力・技術力向上
・指導者育成、トレセン活動の充実拡大
・海外遠征等による選手・指導者等の育成強化
・支部社会人リーグから県リーグへの昇格チームの輩出
・審判員の増加、フットサル審判の育成、競技会派遣体制の充実
④普及とリスペクトの推進
・競技人口の拡大→特に未就学児童・小学生の登録者増加対策
・ウェルフェアオフィサー研修会実施等による指導者・関係者・保護者等の意識向上
⑤支部の在り方の検討
・支部としての果たすべき責任・協力体制の整理及び、組織・体制構築の検討
・チーム、選手減少期における、あるべき将来像の検討
⑥清水エスパルスなどとのホームタウン推進
・清水エスパルスなどとのサッカーによるまちづくり推進事業に、積極的に参画・協力
⑦競技会運営等
・天皇杯全日本サッカー選手権大会
・家康公記念杯清水スーパーシニアサッカー大会
・その他大会運営
⑧広報活動の充実
・ホームページの活用等による支部等活動の広報の充実