1. 主旨と目的
清水サッカー協会と静岡サッカー協会の上部組織として、静岡市サッカー協会が誕生して18年目となった。
今年度から、静岡市サッカー協会の事務局業務を清水協会が受け持つこととなった。静岡市清水区民大会・しずぎんカップ県大会・静岡カップ・家康公記念杯など、共同で出来ることは、より促進して清水と静岡の交流をより盛んにしていきたいと考える。
現在、新型コロナウイルスの感染が全国各地に拡大し、収束のめどが立たない状況である。大会を行うにあたり、3密防止対策を取りながら、気を遣って実施している状態である。このような状況の中、清水協会として、これまでの中期事業計画を踏襲し、各種別・委員会での課題を再確認し、大会運営や選手の育成を図ると共に、人口減少による新しい組織づくりを推進していく。
2. 現状の問題点
⑴小学生年代における、サッカー選手の半減と保護者の負担過多・指導者の育成
⑵中学生年代における、サッカー選手の減少と指導者不足・活動時間の減少・部活動エリア制の課題と支援
⑶高校生年代における、ゲーム出場機会の狭隘化
⑷小中高校生年代における、一貫指導体制の未整備
⑸静岡市サッカー協会との連携
⑹海外との交流減少
3. 活動理念
「子どもたちの為に!次世代の為に!」
4. 目指す姿
⑴地域スポーツクラブの創設による「地域スポーツ文化の育成」と「人づくり」「健康づくり」「まちづくり」
①生涯スポールとして、誰もがサッカーやスポーツを楽しめる「健康づくりの場」
②地域社会全体で小中高校生年代の育成を担う、「社会教育としての健全育成の場」
③地域コミュニティとしての、「地域交流の場・世界との交流の場」
⑵「強い清水」・「ワールドクラス選手輩出の清水」
①多くの清水出身選手が、海外ビッグクラブ・Jリーグ等で活躍する姿
②各年代の日本代表に、多くの清水出身選手が輩出される姿
③各年代の全国大会に、多くの清水チームが優勝する姿
⑶静岡市民全員が応援する「静岡・清水のサッカー」
5. 実現に向けての方策
⑴静岡市サッカー協会との連携…各大会・静岡カップの運営(蛇塚G)
⑵良いグラウンドでサッカーを!
①グラウンドの人工芝化
・J-Stepに人工芝:1面
・富士川河川敷:10面
・蛇塚北G:1面
・長崎新田:1面
・日本平サブグラウンド
・各小中学校グラウンド
②富士川河川敷スポーツ広場の整備
⑶地域における、社会人(シニア含む)を運営母体(事務局)とした「地域スポーツクラブの創設」
①中学・高校生が、地域で定期的に活動できる受け皿づくり
②指導者・事務局等の人材の発掘とクラブ運営への参画
③財源の確保→地域スポーツクラブ委員会による問題点の整理と実現に向けての活動
④地域クラブ・少年団を任意団体から法人化に!
⑷強化委員会・技術委員会を軸とした組織的な、選手の強化体制と指導者育成体制の構築
①小中高校生年代における一貫指導指針の普及
②指導者講習会を実施し、指導者の共通理解を図る
③エスパルスと共同で小中学校年代のトレセン活動の充実(有望選手の発掘・育成)・指導者派遣依頼
④海外遠征事業の推進…3種トレセンを中心に海外遠征を実施
⑸市民参加の「健康づくり事業の促進」と「普及活動の充実」
①Sports-Life-Net しずおかの開催:早朝フットサル・サッカースクール
②普及事業の開催:チャレンジドサッカー教室・チャレンジド指導者派遣事業
③地域スポーツクラブ事業:区民大会・清水銀行杯・中学地域リーグ・中体連エリア制への支援
④国際・国内交流事業
・ウィンターカップ(3・4種):上越・犬山
・チャンピオンズカップ受け入れ:室蘭・上越
・台湾交流(新竹・屏東)
・全国少年少女草サッカー大会に海外チーム招聘:台湾・韓国
⑹協会ホームページの「効果的運営」と「広報活動の充実」
①インターネット及びホームページによる、会員への情報サービス(事業案内・大会結果速報・チーム選手紹介等)
②ホームページ運営による、全国・世界との情報交換とPR
⑺事務局体制・協会組織運営体制の強化
①安定財源の確保…会員・協賛者の増加
②各種規程・細則の充実
③5年後を見据えた協会事務局運営計画
⑻安心・安全な運営を実施
①ゴール及びテント等の強化対策をしっかりと確認する
②新型コロナウイルス感染防止対策の徹底